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【行事】学校行事座談会(その2)
明治学院高校は、多くの学校行事を実行委員の生徒が中心となって企画・運営が行われています。今年度、学校行事の実行委員長を担った3人に集まってもらい、本校の学校行事や実行委員の役割、中学生に向けてのメッセージなどを話し合ってもらいました。今回は前回の座談会の続き(その2)です。座談会(その1)の様子はこちら。
・松永さん(合唱コンクール実行委員長)
・池田さん(体育祭実行委員長)
・廣澤さん(オリーブ祭実行委員長)
【今年の行事をふりかえってみてどうでしたか】
廣澤さん:一般公開ができたことは大きな目標だったので本当によかったです。当日、来場してくれたお客さんと話す機会があって、「みんな頑張ってるね」「楽しいです」という声を聞けて嬉しかったです。新校舎への引っ越し作業の関係により今年は夏休み期間の準備ができませんでしたが、来年はできるようになりますし、みんなでクオリティをあげてやってくれたら嬉しいなと思います。
池田さん:来年はきっとコロナが落ち着いて生徒みんながやりたいことをもっと実現してほしいなと思います。私は応援合戦をやりたいと思っていたのですが、時間的な面やコロナの問題もあり今年の実現は難しかったです。そして、コロナって邪魔だなと思う場面が多かったけれど、やりたいことをどう工夫して実現していくかを考える機会にはなって、そういった力が身についたので自分が成長したと思います。
松永さん:例年、高3の優勝クラスは順位発表後にアンコールでもう一回舞台で歌うことが慣例になっています。それを卒業した先輩から聞いて知っていた生徒がいたようで、客席から「アンコール」という声が複数聞こえてきたんです。私たち実行委員も本音は聞きたかったし、優勝クラスは歌いたかったと思うけれど、立場上もちろんそういうわけにはいかず閉会式へ進んでいかなければならないことはつらかったです。来年以降、少しずつ復活していったらいいなと願っています。
【行事好きな生徒が多い明学生にとって『行事』は高校生活の中でどのようなものですか】
松永さん:行事は小中高とあるけれど、大学の行事は全員参加ではなく有志といったイメージがあります。合唱コンは音楽が苦手だっていう人もいるけれど、みんなで歌うことに意味があってそれが醍醐味で、高校が全員参加の最後の行事だと思います。そもそも明学は高校生活を楽しみたいという人が集まっているので、行事を楽しみたいと思う心があれば楽しめるはずです。
池田さん:行事は準備の段階があるので、放課後残ったりするときに面倒だなと思うときもあるけれど行事が終わってから考えると、改めて行事の存在って大きいなと思います。結局、準備の時間も楽しいんです。明学生は一人ひとりに個性があって、それが行事で全部出るから、行事をきっかけにみんなのことを色々と知れるから大事です、楽しいです。
廣澤さん・松永さん:確かに、行事を通して印象が変わるクラスメイトがいる!絶対いるいる!
【受験生へメッセージをお願いします】
松永さん:私は中3の一学期までは一般受験する気持ちでいたのですが、2学期に成績が上がって推薦を取れました。私が言うのは違うんですけど(笑)、明学に入ってみると、入学してすぐのときの会話の中で「推薦?一般?」みたいな会話があって、その中で1回入試で落ちたけれど2回で受かったという子が結構周りにいて、あきらめない気持ちが大切って言ってました。明学いいなと思ってくれてるなら、最後まで頑張ってほしいです。
廣澤さん:中3の二学期後半に志望校がまだ決まっていなくて、色々な学校を見学に行っていました。本当に志望校を決めるのが遅すぎて、周りも自分も焦っていた記憶があります。納得行く学校を探して、見つけた後は頑張るだけだから、大変だとは思うけど乗り越えたら楽しい高校生活が待っているので、それを励みに頑張ってほしいです。もしも、今が中1、中2だったら高校の公開行事は学校の雰囲気を知れるチャンスなので絶対に行くことをオススメします。
池田さん:私は受験に受かって入った場合の話なんですけど、明学生は一人ひとりが自分を持っているので、自分らしさや新しい自分を見つけたい人、本当はもっと自分はできるのにと思っている人に向いている学校です。色々な人がいるので、毎日刺激になるし、新しい考えを学ぶことが多く、そういのは入学したら期待していいと思います。
松永さん:反対に、明学はキラキラしたイメージが強くてためらってしまう子もいるかもしれないですが、みんな自我が確立しているので、人と比べる必要はなくて自分の居場所が必ずある学校でもあると思います。