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【学習】2年生・演劇教室
本校国語科では、生の舞台芸術に接することによって、教室での学習だけでは得られないものを感得してほしいと考えています。そのため、国語学習の教育の一環として「演劇教室」を実施しています。
今年度は新型コロナウイルス感染症の影響が大きい中ではありますが、劇団側とのやりとりを重ね、感染症対策を万全に施した上での実施の運びとなりました。
11月13日に、紀伊國屋サザンシアターにて「文学座」による「五十四の瞳」を観劇しました。この作品は、戦後朝鮮人と日本人が分け隔てなく学ぶ小さな島の朝鮮人学校を舞台とし、戦争も貧しさも差別も超えて教育を守ろうとした人々の姿を生々と描き出しています。
【生徒の感想】
- 演劇をしっかりと見たのは初めてだったので、プロの方の演技に圧倒されました。その場の空気を一瞬で変えたり、喜怒哀楽の演技や声量もすさまじく見惚れてしまいました。(2年男子)
- 物語の背景に戦争があって、人種問題といった重たいテーマを扱っていながらも面白いシーンも散りばめられていてとても楽しく見られました。(2年女子)
- 日本史でただ事実としてしか知ることのなかった出来事にも、その中で確かに生きていた人たちがいたんだなと感じ、その人たちの思いに触れることができたような舞台だった。(2年男子)