総合的な探究の時間Integrated Study
調査や体験を通して課題解決能力を高めるのが総合探究の目的です。1年生は「ガイダンス合宿」で学ぶ「キリスト教と明治学院」をテーマとしてレポートを作成します。2年生は、各テーマに基づいた授業と研修旅行(実地調査・体験学習)があります。各コースの研修旅行は人数枠がありますが、自分で好きなコースを選ぶことができます。
長崎を学ぶ・・・長崎(3泊4日)
昔から多くのキリスト教信者がいる長崎、数十年前には原子爆弾も投下された長崎。他にも歴史と伝統をもつ長崎は出島、ハウステンボスをはじめ、南蛮文化や外交で栄えた観光地・見所が盛りだくさん。長崎という生きた教材から多くのことを学ぶことができます。
沖縄の文化・歴史・自然を学ぶ・・・沖縄(3泊4日)
沖縄について、自然、文化、歴史、生活習慣、基地問題など様々な角度から深めていくことを大切にしています。「本土」からの視点だけでなく、現地沖縄からの視点も踏まえて学べるように心がけています。12月の研修旅行では平和学習に加えて、自然体験や文化体験も行います。
田舎暮らしを学ぶ・・・新潟県入広瀬村(年数回合計7泊以上)
新潟県旧入広瀬村を拠点に、現地の人々との交流をしながら、現地で借りた民家での生活や農作業を通して生きていくための術を学びます。都会生活を離れた時間と空間の中で「生きること」の厳しさを知り、またそれゆえに自然の素晴らしさも味わうことができるでしょう。
はんなりと京都を学ぶ・・・京都(2泊3日)
「千古の都」京都。伝統とモダン融合の地であり、国際都市として海外の注目を集めている京都について、その「衣・食・住」を体験学習を中心に学びます。和菓子や、西陣織についての学習と着物を着て京都市内を自主研修するなど、伝統文化に触れつつ、明治学院大学の留学生と交流を行い、国際交流の一翼を担っている。
韓国の文化と歴史を学ぶ・・・韓国(2泊3日)
「近くて遠い国」とも言われる韓国について、生徒が主体的に深めていくことを大切にしています。授業では韓国の文化や歴史、日本と韓国との交流、歴史問題について調べていきます。また、韓国にある高校(京花女子高校・EB高校)との交流も20年ほど続いてます。研修旅行では交流先の学校を訪問して、一緒に遊んだりして仲良くなります。
台湾の文化と歴史を学ぶ・・・台湾(3泊4日)
かつて50年間日本の植民地でありながら、親日の地域・台湾。日本統治時代の建築物や、日本語話者がたくさんいる台湾の歴史や文化を学びます。また、かつて台湾と明治学院にあった教会や学校を通じての強い結びつきを知ることで、明治学院についても学びます。