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【行事】学校行事座談会(その1)


明治学院高校は、多くの学校行事を実行委員の生徒が中心となって企画・運営が行われています。今年度、学校行事の実行委員長を担った3人に集まってもらい、本校の学校行事や実行委員の役割、中学生に向けてのメッセージなどを話し合ってもらいました。
松永さん(合唱コンクール実行委員長)
池田さん(体育祭実行委員長)
廣澤さん(オリーブ祭実行委員長)

【担当した学校行事について紹介してください】

松永さん:コロナでこの2年間開催されていなかったため、経験がなかったのですが、明学の合唱コンクール(以下、合唱コン)は例年盛り上がっていたと先生から聞いていました。委員長を引き受けてからは、いろいろな合唱コンの伝説を聞いたりとか、音楽系、運動系関係なくみんなで盛り上がる行事だと、そして本気度合いを、色々な先生から聞く機会がありました。明学の合唱コンが他校と違うと感じるところは課題曲が讃美歌で、アカペラで歌うことだと思います。


池田さん:体育祭は、明学生の持ち前の明るさやノリの良さが一年の中で一番発揮される場所ではないかと思います。今年、実行委員長をやって感じたことは実行委員の生徒が主体となって競技の進行やルール作りをしているので、良い意味で生徒の意見を取り入れやすい特徴があります。
廣澤さん:オリーブ祭はいわゆる文化祭です。幼馴染の友達から聞いたのですが、友達の学校の文化祭はクラスごとの企画はなくて部活ごとにやるらしく、その点で明学はクラスで力を合わせて、楽しむ文化祭だなと思います。また、特に決まりが少ないので、クラスの内容や企画が異なり、クラスに委ねられている学校行事でもあると思います。

【実行委員長をやろうと思った理由を教えてください】


廣澤さん:中学ではそもそも文化祭がなく、楽しそうというイメージで高1のときにオリーブ祭の実行委員会に入りました。それがとても楽しくて、高2になったときにまたやりたいと思いました。そしてせっかくであれば昨年の経験を生かしたいと考えて、高1のときに一緒に委員会をやってきた子たちと四役として頑張ってきました。
そして、昨年は楽しかったのですが、コロナで一般公開が中止になり、「友達を呼びたかった」という声をたくさん聞いたし、自分自身もやりたかったんです。それがちょっと悔しくて、今年は新校舎になって環境も変わるし、自分にできることはないかと思ったことも立候補した要因の一つです。


松永さん:中学でも合唱コンの実行委員長をやっていたのですが、中学では先生主体が強くて、特別これが大変だったことはあまりありませんでした。高校に入学してから、せっかくなら高校でも挑戦してみたい、苦労があったとしてもしっかりやってみたいという思いがありました。高1のときに実行委員になり、話し合いや準備を進めていたにもかかわらずコロナにより直前で合唱コン中止が決定して、成し遂げずに終わってしまいました。高2になって、今年こそ開催のときにその場に実行委員として居合わせたい、立ち会いたいと思って、実行委員長に立候補しました。

池田さん:高1のときの体育祭が本当に楽しくて、実行委員長になったら自分なりの体育祭をみんなにプレゼントできるかなと思いました。それで体育祭を楽しんでくれる人が増えたらいいなと思って立候補しました。

【「楽しい」というのは競技のことですか?役割ですか?】

池田さん:どちらもで、昨年も実行委員をやっていました。そして、雰囲気というか体育祭はその一日だけでクラスってさらに仲良くなるんだと感じました。そういう特別なものに委員として携わりたいと思いました。
松永さん:体育祭やオリーブ祭の実行委員は大変そう。特に体育祭の方はルール決めやそれにともなう競技の検証を行ったり、1学期には水泳大会もあるので。
池田さん:確かに大変でした。成績やメンタル含めて、一時、色々下がった気がします(笑。(一同:笑)。それでもみんなが当日の体育祭を楽しんでくれたから全然大丈夫です(笑

【実行委員長をやってみて、良かったことや苦労したことはありますか】

松永さん:合唱コン実行委員の四役としてそれぞれの割り振りはありますが、実際は一つのチームとして活動しているので、委員長というよりはチームとして苦楽を経験した記憶が強いです。また、合唱コンの仕事の他に、時期が近いオリーブ祭の発表に向けてブラスバンド部やバンド演奏(※)の準備などと重なり、色々と大変でした。ただ、今振り返ってみると苦労よりも楽しかったことが大きすぎたという感覚です。そして、高校に入学してきてから、コロナによる影響でほとんど歌ってきていないし、合唱コンが成功するのかなと思っていたときに、ある朝に登校したら合唱コンの朝練の歌声が聞こえてきたんです。その上手さに、思わず嬉しくなった、明学で誰かが合唱しているというのが委員長になって一番嬉しかった瞬間の一つです。
(※)本校でSOUND BOXと呼ばれている参加希望者によるオリーブ祭でのバンド演奏

池田さん:明学生ってみんなポテンシャルが高いので、(2人:分かる~!)自分が何か特別に頑張ったというよりも体育祭実行委員のメンバーに支えてもらって、行事が成り立っているんだと運営側に回って初めて感じました。
廣澤さん:昨年は一般公開がなかったので、今年に比べてそこまで忙しくなかったんです。今年はチケットの手配やお客さんの誘導の手順など、とても仕事量が増えました。また、一般公開は3年ぶりで私達実行委員も経験がなかったので、それを議論して、決めていくことは難しかったです。当日は想定外のことも多かったですが、それでも話し合って決めたことが上手くいったときは嬉しかったです。

※座談会の続き(その2)はこちらをご覧ください。

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