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【学習】1年生に情報端末iPadの導入
11月から、1年生全員に情報端末iPadとキーボードと純正のペンシルを導入しました。7月末の新校舎完成にともなって、全館にわたりWiFi環境が整備されたという背景があります。
導入開始から、生徒は慣れたもので調べ学習やレポート作成に使用したり、部活動で動画を撮って友人と共に見て意見を言い合ったりしている場面を見かけるようになりました。
1年次必修「情報」の授業では、当たり前のように使用しながら、テーマを考え、意見を出し合ったものを記録し、最後に分析した結果をスライドでまとめたりしています。今や必須のツールとなっています。
【上記以外でのiPadの役割や導入による生徒の学習環境の変化などがあれば教えてください】
友人との「学習におけるデータ共有」として有効的なツールの一つになっています。自分の意見や作った作品を相手に瞬時に伝えることができ、それをもとにして協同的に作業を進める場面を多く見かけるようになってきました。
それが日常的になってきたことで、相手の考えや作ったものに敬意を持つこと、利用する際の注意すべき点などが生徒側に自然と浸透しつつあるように感じます。(情報科教諭)
【情報以外の教科では、具体的にどのような使われ方がされているのでしょうか】
授業で使用するプリントを、タブレット導入以降からデータと紙媒体の2つを生徒に配布していて、どちらも使用可としています。使用比率を見ると、ペンシルを用いてタブレットに書き込みしている生徒は担当している生徒全体の2~3割程度です。
今後、徐々にタブレット派が増えてくるだろうと思われます。教科的な側面でいうと図形やグラフの移動、データの分析など、単元によってはタブレットの方が効果的な学習ができると考えています。(数学科教諭)