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【学習】総合探究「台湾」・神戸と横浜への研修旅行
総合探究「台湾コース」は、新型コロナウイルス感染防止による出入国制限のため、台湾に行くことは適いませんでしたが、外国との接点という観点から、12月22日(木)~23日(金)にかけて「神戸・横浜」への研修旅行を実施しました。
(台湾コース以外の紹介はこちらをご覧ください。)
[1日目]
〇賀川記念館(社会福祉法人イエス団)
社会事業に尽力した人物で、明治学院神学部卒業生でもある賀川豊彦の記念館です。ここで開校礼拝を行うとともに、展示見学を通して、賀川の偉業について学びました。
〇南京町~居留地~メリケンパーク
神戸の街のエッセンスがギュッとつまったエリアを自由行動で回ります。南京町では昼食を、また居留地跡で建物の見学、メリケンパークでは港町の見学や、震災遺構および「希望の船出」像の意味などについて学びました。
〇海外移住と文化の交流センター
ここでは日本人の海外移住(主にブラジル移住)について学ぶとともに、改めて神戸が海外への出入り口になっていたことを実感しました。
〇北野異人館界隈
海外との接点があったことが実感できるエリアとして、北野異人館界隈を自由行動で回りました。クリスマスイルミネーションもありました。
[2日目]
横浜まで新幹線で移動し、昼食後は中華街と明治学院ゆかりの地巡り(自由行動)です。明治学院ゆかりの地巡りは、本来なら1年生のガイダンス合宿で実施するところですが、昨年度からのコロナ禍のため中止となり、今回のコースに組み入れました。
今回の旅行を通して、人との出会い、海外と日本との関係、また明治学院ゆかりの人や場所についての学びを多く得られた2日間となりました。
[生徒の感想]
・様々な国の文化が入り交じる町並みに心が躍った。道を一本外れると、全く違う国のようになるのは東京では味わうことが出来ないので貴重な経験になった。移民ミュージアムでは、職員の方の詳しい説明のお陰で、移民について多くの知識を得ることが出来た。
戦争により日本が焼け野原になってしまったことで帰ることが困難になり、その後ブラジルに永住する覚悟をした当時の日本の人たちは、本当に勇気があるなと思った。
・神戸の街をまわり、東京の街との違いや、外国と昔から関係があった跡に気がつけて沢山の発見をしました。神戸の街には沢山の歴史があって、プライベートの旅行では立ち寄らないような歴史ある建物や資料館を見学し勉強になりました。
チェックポイントを探したり、時間を気にしたりして少しハードな1日でしたが、おいしい料理を沢山食べられたので幸せでした。